モデルコース~チェコ・プラハ編~
14世紀に神聖ローマ帝国およびボヘミア王国の首都として栄え、現在も美しい景色としてその姿を残す プラハ の街。プラハ城やカレル橋等の歴史的建造物が立ち並ぶ歴史地区はユネスコの世界遺産の指定を受けています。 旧市街で行われる今年のクリスマスマーケットは、12月1日から1月1...
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14世紀に神聖ローマ帝国およびボヘミア王国の首都として栄え、現在も美しい景色としてその姿を残すプラハの街。プラハ城やカレル橋等の歴史的建造物が立ち並ぶ歴史地区はユネスコの世界遺産の指定を受けています。
旧市街で行われる今年のクリスマスマーケットは、12月1日から1月1日までです。開催時間は、平日が9時から19時まで、土日曜日は9時から20時までの開催です。
ヴァーツラフ広場のクリスマスマーケットは、12月1日から1月6日まで。開催時間は旧市街と同じです。
プラハの散策モデルコースは⇓の通りです。
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1. 旧市街広場/ Old Town Square (Staromestske namesti)
© Wikipedia
旧市街広場を取り巻く建物は、ゴシック様式、バロック様式、ルネッサンス様式などプラハの歴史を彩った歴史の建築様式が混在しています。そのため、旧市街広場に立ちますとそれらの歴史の移り変わりを見ることができます。広場の北側には、旧市街広場のシンボルであるチェコの英雄ヤン・フスの像があり、広場の東側にあるのは、2本の塔のあるティーン教会、ティーン教会の向かい側には、天文時計がある旧市庁舎があります。
年中を通して、食べ物屋やおみやげ屋が並び、クリスマスマーケットも開かれる有名で歴史の古い広場です。
Photo by BAT NAT
旧市街広場のクリスマスマーケットについては、こちらのページをご覧ください!
2. カレル橋/ Karlův most
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ブルダバ川に架かる幅約10メートル、長さも500メートル以上ある大きな橋で、14世紀から15世紀にかけて造られました。橋の左右には15体ずつ聖人像が飾れ、聖ヤン・ネポムツキー像の台座に掘られているネポムツキーに触れると幸運に恵まれるという言い伝えがあります。車両進入禁止の橋ですので、ゆっくり散策できます。
3. マラー・ストラナ地区/ Malá Strana
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プラハ城の南側に広がる城下町です。17世紀から18世紀にかけて貴族たちが多くの宮殿を建て、その多くが現在も政府の官庁や各国の大使館として利用されています。マラー・ストラナにある聖ミクラーシュ教会前の広場は、プラハ城に上がっていくことのできるゆるやかな坂道が続いており、プラハのまた違った雰囲気を味わうことができます。
4. 聖ヴィート大聖堂/ Katedrála svatého Víta
Photo by BAT NAT
プラハ最大の教会である聖ヴィート大聖堂。10世紀初頭にロトンダと呼ばれる円筒形の簡素な教会が建てられましたが、14世紀にカレル4世がゴシック様式の壮麗な建物に建て直し、その後も何度も改築されました。そして今の形になったのは20世紀に入ってからです。
完成までに長い時間を要したため、バロック様式、ネオ・ゴシック様式の両方を見ることができます。内部の美しいステンドグラスも見逃せません!
5. ロブコヴィツ宮殿/ Lobkowicz Palace
© Prague Welcome 2012
16世紀半ばに建てられましたが、20世紀までの間代々ロブコヴィツ家が居城として使用していました。現在はロブコヴィツ家が収集した美術品が展示してあり、内部の見学ができます。
6. プラハ城/ Pražský hrad
© Prague Welcome 2012
ハラッチャニの丘に建ち、市街を見下ろすプラハ城。すでに9世紀にはこの場所に貴族の城が建てられていたが、現在の形になったのは14世紀のカレル4世の時代です。現在はチェコの大統領府がある場所ですが、かつてはボヘミア国王や神聖ローマ皇帝の居城でした。世界でも最も古く大きい城の一つとしても有名です。
7. ヴァーツラフ広場/ Václavské náměstí
© Wikipedia
新市街地の中心にあるヴァーツラフ広場は、1348年にカレル1世によってつくられました。広場の南端には19世紀に建てられた、国立博物館があり、ボヘミア王国の初代国王で、ボヘミアにキリスト教を導入した王・ヴァーツラフ王の像が立っています。
クリスマス時期には、こちらの広場でもクリスマスマーケットが開催されます。
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