世界で1番安い航空会社はアジアかヨーロッパか
フライト検索サイトの WhichAirline.com が発表したリサーチ結果によると、世界で1番安い航空会社のほとんどがアジアであると分かりました。 今回の調査では、各LCCの基本のフライト料金(手数料は含まない)に20kgの荷物を1つ預けたオプション料金を足したものの平...

今回の調査では、各LCCの基本のフライト料金(手数料は含まない)に20kgの荷物を1つ預けたオプション料金を足したものの平均の料金でランキングが出されています。
地域別にみると、安いと定評のあるライアンエアーがヨーロッパでは1番安いと思われがちですが、今回のランキングでは、なんと6位という結果に。
1位はトルコのペガサス航空で、ライアンエアーの平均合計料金よりも約36ユーロ安い結果となりました。
ヨーロッパの最も安いLCCの順位は以下の通りです。
1位 ペガサス航空( Pegasus Airlines) 64.64ユーロ
2位 エア・リトアニカ(Air Lituanica) 81.36ユーロ
3位 ブエリング(Vueling) 97.24ユーロ
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6位 ライアンエアー(Ryanair)100.67ユーロ
さて、アジア地域ですが昨今のLCC競争のお陰で、価格競争も激しくなっています。
アジアのLCCの先駆者として有名なエアーアジアがやはり安いだろうと思っていたのですが、そんなことありませんでした。
アジアでそして、世界で1番安いLCCとして1位を獲ったのが、マレーシアのファイアフライ。
なんと、平均合計料金は30.49ユーロと、ヨーロッパで1位のペガサス航空の料金の半分という結果が出ました。
そして、今回のリサーチの結果、全34社のうち100ユーロ以下のヨーロッパのLCCはなんと4社のみ。ランキングの上位のほとんどがアジア地域という結果でした。そのようなアジアの順位は次の通りです。
1位 ファイアフライ(Firefly) 30.49ユーロ
2位 スパイスジェット(Spice Jet) 52.24ユーロ
3位 オヌールエア(Onur Air) 55.70ユーロ
4位 エアーアジア(Air Asia) 60.13ユーロ
以前であれば「ウルトラスーパー安いエアライン」と言っていた、最近のライアンエアーの謳い文句が「ヨーロッパの大人気エアライン」になってしまった理由がここにありました。
全順位はこちらをご覧ください。