RYANAIR ビジネス旅行客目線による搭乗レビュー
より多くのビジネス旅行客獲得を目指しているライアンエアー。 3月の数値を見ると、全体の22%しかビジネスで利用している人がいません。記者のTom Otley氏は、今回ライアンエアーのB737-800のエコノミークラスをビジネスでの利用者として搭乗し、そのレビューを...
https://bat-nat.blogspot.com/2014/05/ryanair_17.html
より多くのビジネス旅行客獲得を目指しているライアンエアー。
3月の数値を見ると、全体の22%しかビジネスで利用している人がいません。記者のTom Otley氏は、今回ライアンエアーのB737-800のエコノミークラスをビジネスでの利用者として搭乗し、そのレビューを"Business Traveller"に掲載しました。そちらの内容をご紹介します。
有料オプションについては下の表をご参考下さい。
3月の数値を見ると、全体の22%しかビジネスで利用している人がいません。記者のTom Otley氏は、今回ライアンエアーのB737-800のエコノミークラスをビジネスでの利用者として搭乗し、そのレビューを"Business Traveller"に掲載しました。そちらの内容をご紹介します。
ライアンエアーの第一印象
- 搭乗したのは、ロンドン・ルートン空港発ダブリン行きの短距離線。空港で搭乗券を発券すると、手数料15ポンドが掛かるため、家で搭乗券の印刷を済ませた。
- 空港は、鉄道及びバスで行くことが出来るが、今回は、セントパンクラス駅からEast Midlands Trainを使い空港へ。ちなみに、タクシーで空港へ行く場合料金+2ポンド(drop-off fee)がかかります。
- 空港到着後、預け荷物があるためチェックインカウンターへ。すでに20人ほどの人の列が出来ており、荷物を預けるまでに40分も待たされてしまった。
- 列に並んでいる人を見ると、すでに搭乗券を印刷しているにも関わらず並んでいる人、預け荷物が無いのに並んでいる人が同じ列に並んでいたため、余計な時間が掛かっていたようだ。案内が無かったのも時間のロスにつながっていると思った。
機内の印象
- 機内の座席は、プレミアムシート用に割り振られた席を利用(今回は片道10ポンド、往復20ポンド)。座席は、機体前方部だったが、足元のスペースの広さも普通だったため、なぜプレミアムシートなのか疑問だった。
有料オプションについては下の表をご参考下さい。
オプションの種類 | 料金(事前購入) | 料金(空港にて支払い) |
プレミアムシート *優先搭乗込 | 10ユーロ/10ポンド~ | 15ユーロ/15ポンド~ |
通常席の座席指定 | 5ユーロ/5ポンド~ | 7.5ユーロ/7.5ポンド~ |
通常席の座席指定 *優先搭乗込 | 7ユーロ/7ポンド~ | 空港での購入は不可 |
優先搭乗 | 2ユーロ/2ポンド~ | 4ユーロ/4ポンド~ |
- 機内はほぼ満席状態。1つ気になったのが、以前より手荷物は必ず1人につき1つとアナウンスされていたにも関わらず、今回のフライトではそのようなアナウンスが無かったため、明らかに規定を超えた荷物を持ち込んでいた乗客が多かった。
- フライトはオンタイムでルートンを出発。約45分のフライトということで、客室乗務員が終始物品販売の声がけで忙しそうにしていたが、午後の早い時間帯ということもあり、購入している乗客は少なかった。
- 時間通りにダブリンへ到着。LCCということで、降りてからも長い廊下を歩かされ、預け荷物を受け取った。荷物の遅れはなく、到着してから約15分で空港の外に出れた。
まとめ
- ライアンエアーのHPは見難い。使い慣れていないと予約をするだけでも一苦労。
- カウンターでのチェックイン時のサービスは良くなかった。そのため、手荷物だけにし、搭乗券を前もって印刷しておくことで、ライアンエアーでも快適な旅が出来る。
- フライトは快適だった。足元の広さも短距離線では問題ない。
- 全体的に、ビジネスマンをターゲットとしているライバルLCCのイージージェットに比べてしまうと、まだまだ劣っている部分がある為、今後のサービス向上に期待。