RYANAIR ビジネス旅行客目線による搭乗レビュー

より多くのビジネス旅行客獲得を目指しているライアンエアー。 3月の数値を見ると、全体の22%しかビジネスで利用している人がいません。記者のTom Otley氏は、今回ライアンエアーのB737-800のエコノミークラスをビジネスでの利用者として搭乗し、そのレビューを...

より多くのビジネス旅行客獲得を目指しているライアンエアー。
3月の数値を見ると、全体の22%しかビジネスで利用している人がいません。記者のTom Otley氏は、今回ライアンエアーのB737-800のエコノミークラスをビジネスでの利用者として搭乗し、そのレビューを"Business Traveller"に掲載しました。そちらの内容をご紹介します。

ライアンエアーの第一印象


  • 搭乗したのは、ロンドン・ルートン空港発ダブリン行きの短距離線。空港で搭乗券を発券すると、手数料15ポンドが掛かるため、家で搭乗券の印刷を済ませた。
  • 空港は、鉄道及びバスで行くことが出来るが、今回は、セントパンクラス駅からEast Midlands Trainを使い空港へ。ちなみに、タクシーで空港へ行く場合料金+2ポンド(drop-off fee)がかかります。
  • 空港到着後、預け荷物があるためチェックインカウンターへ。すでに20人ほどの人の列が出来ており、荷物を預けるまでに40分も待たされてしまった。
  • 列に並んでいる人を見ると、すでに搭乗券を印刷しているにも関わらず並んでいる人、預け荷物が無いのに並んでいる人が同じ列に並んでいたため、余計な時間が掛かっていたようだ。案内が無かったのも時間のロスにつながっていると思った。

機内の印象


  • 機内の座席は、プレミアムシート用に割り振られた席を利用(今回は片道10ポンド、往復20ポンド)。座席は、機体前方部だったが、足元のスペースの広さも普通だったため、なぜプレミアムシートなのか疑問だった。


有料オプションについては下の表をご参考下さい。
オプションの種類料金(事前購入)料金(空港にて支払い)
プレミアムシート
*優先搭乗込
10ユーロ/10ポンド~15ユーロ/15ポンド~
通常席の座席指定5ユーロ/5ポンド~7.5ユーロ/7.5ポンド~
通常席の座席指定
*優先搭乗込
7ユーロ/7ポンド~空港での購入は不可
優先搭乗2ユーロ/2ポンド~4ユーロ/4ポンド~

  • 機内はほぼ満席状態。1つ気になったのが、以前より手荷物は必ず1人につき1つとアナウンスされていたにも関わらず、今回のフライトではそのようなアナウンスが無かったため、明らかに規定を超えた荷物を持ち込んでいた乗客が多かった。
  • フライトはオンタイムでルートンを出発。約45分のフライトということで、客室乗務員が終始物品販売の声がけで忙しそうにしていたが、午後の早い時間帯ということもあり、購入している乗客は少なかった。
  • 時間通りにダブリンへ到着。LCCということで、降りてからも長い廊下を歩かされ、預け荷物を受け取った。荷物の遅れはなく、到着してから約15分で空港の外に出れた。

まとめ


  • ライアンエアーのHPは見難い。使い慣れていないと予約をするだけでも一苦労。
  • カウンターでのチェックイン時のサービスは良くなかった。そのため、手荷物だけにし、搭乗券を前もって印刷しておくことで、ライアンエアーでも快適な旅が出来る。
  • フライトは快適だった。足元の広さも短距離線では問題ない。
  • 全体的に、ビジネスマンをターゲットとしているライバルLCCのイージージェットに比べてしまうと、まだまだ劣っている部分がある為、今後のサービス向上に期待。


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